「人生の大則」(安岡正篤著)を読み終えた。これは日本通運が大合同した時に求められて書かれた本で、「大和(だいわ)」がテーマである。自然との調和から仏教、神道に至るまで、陽の西洋との隠の東洋との違いなど、とても読みやすく勉強になり、お勧めです。マーカーを多く引きましたが、その中から、エリートの定義についてご参考までに。
「・・・あるがままの自分に満足できないで、たとえ自分にそれだけの力がなくても、それならばなおさらのこと自分を優れたものに鍛えあげようとして、自分自身に多くの要求を課し、あえて自ら困難な問題にあたり、義務を負おうとする」

「しきしまのやまと心をひと問わば朝日に匂ふ山桜花」(本居宣長):

「情を天地に斉しくし、想を風雲に乗ずるは、道從ふの本たり、神を守るの要となす」(村松家行)