昔、中国・漢の時代に「夜郎」という小さな国がありました。
同じ地域には少数民族による国がほどありましたが、その中では、もっとも大きな国でした。しかし大国である漢に比べればちっぽけなものでしたが、漢とは交流もなかったので、夜郎の国王は自分の国が、一番大きいと思っていたのです。
ある時、漢の国から使者がきました。その使者に、夜郎の国の王は、
「漢の国と夜郎の国とは、...
昔、中国・漢の時代に「夜郎」という小さな国がありました。
同じ地域には少数民族による国がほどありましたが、その中では、もっとも大きな国でした。しかし大国である漢に比べればちっぽけなものでしたが、漢とは交流もなかったので、夜郎の国王は自分の国が、一番大きいと思っていたのです。
ある時、漢の国から使者がきました。その使者に、夜郎の国の王は、
「漢の国と夜郎の国とは、...